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希少糖D-アロースの癌細胞増殖抑制効果の有効な利用法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

徳田 雅明  香川大学, 医学部, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要ブドウ糖と同じ六炭糖である希少糖D-アロースは、癌細胞増殖抑制作用を有し、そのメカニズムが通常の抗癌剤とは異なる。癌細胞の培養系での実験で、D-アロースは抗癌剤5-fluorouracil (5FU)との併用による相加的効果を示し、5FUの使用量を約半分以下に減らすことができた。こうした機能を持つD-アロースを、新規抗癌剤として単独あるいは既存の抗癌剤との併用で用いることの有用性につき、また癌発症のリスクの高い状態にある個体の発癌予防目的で用いることの有用性につき、動物実験で確認する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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