室温動作マルチフェロイック酸化物人工超格子の作製およびメモリ応用
研究代表者 |
市川 能也 京都大学, 化学研究所, 特定助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | (111)配向ペロブスカイト人工超格子すなわちBサイトイオンの岩塩型秩序配列を非平衡下で人工的に作製することで、複数のフェロ物性を持つ「新規マルチフェロ物質」創製する。この新規マルチフェロ物質の局所構造・構成イオンの結合状態・磁気特性・誘電特性・電子輸送特性を種々の実験手法を駆使して明らかにし、室温で動作する初のマルチフェロイックデバイスを実現することを目的とする。特にメモリデバイスについて特性評価も行い、実用上必要十分な特性の実現を目指す。
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