伝統的木造建築物の部材再使用における非破壊評価法の開発と応用
研究代表者 |
佐々木 康寿 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 伝統的木造建築物の改修・改築等における部材再使用の可否について、代表研究者は部材中を伝播する応力波の速度のみを測定することにより、材料密度が未知のままで部材のヤング率を推定する方法を新しく開発した。しかし、建物改修の計画・設計ではヤング率と同時に部材の剛性も重要であり、部材の欠損等を含む場合の評価方法を考える必要がある。この課題では、新開発の方法で推定したヤング率をもとに、欠損をもつ構造部材の曲げ剛性を科学的に評価する方法を確立し、建物改修時の計画・設計・監理に活かそうとするものである。
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