認知的コミュニケーションシステムの開発のための基礎研究
研究代表者 |
村田 哲 近畿大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究では、認知的コミュニケーションシステムの開発をめざす。そのため脳内の自他区別を基本としたコミュニケーションのメカニズムを探る。自他区別は内部モデルを基にした予測のメカニズムが関連していると思われる。そこで、サルを用いて腕や手の運動をしている最中の視覚のフィードバックに変化を加えて、大脳皮質の神経細胞の活動を記録し、身体意識のメカニズムを探る。結果は、他者の心を推測するコミュ二ケーションロボットの開発や自閉症や統合失調症などのリハビリテーションやサービス工学的な分野への応用が考えられる。
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