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キウイフルーツのツル(枝梢)の紙への利用技術開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
福田 直大
愛媛県産業技術研究所, 技術開発部, 研究員
研究期間 (年度)
2009
概要
和紙の製造時には繊維の分散性を維持するため、水溶液の粘度を上げる必要があり、粘剤と呼ばれる増粘剤が用いられているが、現在使用されている粘剤は高価であり、その代替品が求められている。我々は、愛媛県が全国1位の生産量を誇るキウイフルーツのツルからの抽出物が和紙の粘剤として有効であることを見出した。本研究では、ツル抽出物の抽出方法、保存方法、特性等を検討し、和紙製造での粘剤利用技術の開発を行う。