新しい肥満モデルマウスを用いた薬剤スクリーニング法の開発
研究代表者 |
藤森 功 大阪薬科大学, 薬学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | プロスタグランジン(PG)D2を過剰産生する遺伝子改変マウスは高脂肪食を摂餌させたときにのみ肥満になる。この遺伝子改変マウスを肥満モデルマウスとして用いる抗肥満薬の薬剤評価や肥満治療法の効果判定の新規スクリーニング法の開発を目指す。また、PGD2合成酵素阻害剤を肥満モデルマウスに経口投与し、X線CT装置により体内脂肪蓄積量を経時的に測定し、さらに中性脂肪、コレステロール、血糖値などの各種血液生化学データの測定により抗肥満効果を総合的に評価する。
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