組換えアデノ随伴ウイルスベクターを用いた局所的RNA干渉(fRNAi)開発
研究代表者 |
ラザルス ミハエル 大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 脳内の様々な遺伝子および神経回路の空間的時間的機能解析を目的とし、局所的RNA干渉法および光遺伝学的手法の開発を行う。現在、カフェインの覚醒効果に重要なアデノシンA2A受容体に注目し、アデノ随伴ウイルスを用いたshRNAの導入によりラット脳の大脳基底核でA2A受容体の発現を抑制し、カフェインの効果に重要な部位の同定を試みている。また、光感受性オプシンを脳内局所に発現させ、光刺激により神経回路を制御し、カフェイン応答性神経回路を解明する。
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