針状窒化チタン導入による高靭性窒化ケイ素セラミック複合体の作製
研究代表者 |
清野 肇 北海道大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 窒化ケイ素(Si<sub>3</sub>N<sub>4</sub>)セラミックスの靭性の向上を目的に、針状窒化チタン(TiN)粒子を導入したTiN-Si<sub>3</sub>N<sub>4</sub>複合体の作製および作製プロセスの最適化を行う。針状TiN粒子は酸化チタン粉末を水熱処理で針状化し、アンモニア窒化することで作製する。強度低下を引き起こす原因となる針状TiN粒子の凝集体の出現を抑制し,少量のTiN粒子添加で高靭性化を達成することに重点を置く。
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