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繊維表面共有結合法によるノンハロリバーシブル撥水加工

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

上甲 恭平  京都女子大学, 家政学部, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要現在、繊維の撥水加工はフッ素を含有した加工剤による樹脂コーティング法が中心である。最近では、蓮の葉表面の原理を組み合わせたNano-Tex加工と称した方法で繊維だけでなく和紙などにも応用され、水の接触角が150°以上の超撥水を実現させている。本発掘試験研究は、フッ素を含まない炭化水素化合物のみを繊維表面に共有結合させることによりNano-Tex加工繊維で得られた同等あるいはそれ以上の撥水性が得られたことから、炭化水素鎖長と撥水性との関係、異種炭化水素の順次加工と撥水性との関係などを詳細に検討することにより、撥水度の制御を可能としたノンハロリバーシブル撥水加工法の実用化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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