母体血による非侵襲的インプリント異常症出生前診断システムの開発
研究代表者 |
有馬 隆博 東北大学, 未来医工学治療開発センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | インプリント異常症は、インプリント遺伝子のDNAメチル化の異常に起因し、先天性疾患、乳幼児の身体的、精神的発達や行動異常、さらには癌や生活習慣病等の原因となる。また、インプリント異常症の出生前(胎内)診断は、発症の予防、新生児の救命治療に直結し、罹患者の予後と家族の負担を大きく左右する。本研究では、母体血中に微量に存在する胎児有核赤血球について、特異的かつ効率的に自動分離、回収する手法について検討し、非侵襲的インプリント異常症の出生前診断法の実用化を目標とする。
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