物理的刺激が血管平滑筋ミネラロコルチコイド作用に及ぼす効果の評価法の確立
研究代表者 |
次田 誠 高知大学, 医学部附属病院, 医員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 近年、血管平滑筋などの非上皮性細胞で、アルドステロンやコルチゾールなどの副腎皮質コルチコステロイドが MRを介して炎症・線維化を惹起する可能性が報告され注目を集めている。一方血管平滑筋は、炎症ストレスのみならず物理的ストレスを常時受けている。しかし、それが細胞内ステロイド代謝および GR/MR を介したステロイド作用にいかなる影響を及ぼすかは明らかにされていない。我々は血管平滑筋細胞に機械的伸展刺激を与える物理的ストレスが、細胞内ステロイド代謝の変化を介して動脈硬化関連遺伝子の発現に影響を与えるか否かを解明し、その評価法を確立する。
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