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位相分解蛍光寿命測定法を用いたイオン濃度定量測定法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

居波 渉  静岡大学, 若手グローバル研究リーダー育成拠点, 特任助教

研究期間 (年度) 2009
概要本技術は、位相分解蛍光寿命測定の細胞内イオン濃度の定量測定への応用である。細胞の特定部位をイオン濃度感受性の蛍光色素で標識し、その蛍光寿命を測定する。そして、その蛍光寿命からイオン濃度を求める。蛍光寿命の測定には、位相分解蛍光寿命測定を用いる。この手法によるイオン濃度測定の特徴は、非侵襲、短い測定時間、高い定量性である。イオン濃度は、神経細胞のシグナル伝達に関わっており非常に重要である。そのため、共焦点レーザー顕微鏡に本技術を導入すれば、生体細胞のカルシウムイオン濃度の三次元分布測定が可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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