標準添加レーザー誘起蛍光法による燃焼ガス中一酸化窒素のその場濃度計測
研究代表者 |
吉川 典彦 名古屋大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 燃焼過程で生成される窒素酸化物の大部分は一酸化窒素(NO)であり、その濃度計測は重要である。レーザー誘起蛍光法(LIF)は、レーザー吸収によってNOを電子励起させ、下の準位に落ちる時に放射される蛍光強度を計測する方法である。既知濃度のNOを添加して、モル分率と蛍光強度の線形関係から、添加しない場のNO濃度を決定する(標準添加法)。今回の研究では、計測法の精度や計測法の適用範囲・限界を明らかにすることに注力して、多くの燃焼機器に適用できる実用計測法への発展を目指す。測定下限界1ppm、相対誤差5~10%以下の確立を目指す。
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