天然抗菌分子による点眼薬開発のための眼瞼マイボーム腺の培養と分泌膜小胞の活性化に関する研究
研究代表者 |
永井 彩子 愛媛大学, 医学部附属病院, 医員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 代表研究者らは、皮膚を乾燥や感染から保護する脂腺細胞の長期培養法を確立し、皮脂や抗菌機能を持つ新規分泌膜小胞、セボゾームの遊離を発見した。眼瞼マイボーム腺は、脂腺細胞ファミリーで、その機能不全はドライアイや炎症の原因となる。今回、マウスの同腺細胞の培養法を確立し、抗菌、保湿機能が期待できる膜小胞の分泌や機能についてセボゾームと比較検討し、これを有効な天然の点眼薬添加物として実用化する。
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