研究代表者 |
紀和 利彦 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | テラヘルツ(THz)波分光では、測定物にTHz波を照射し、透過あるいは反射するTHz波を解析する。生体物質等の高分子試料を高感度・高選択検出できることが特徴である。この計測法では、一般にTHz波発生器と検出器の間の空間を直線的に伝搬するTHz波を用いる。本研究では、THz波の発生器と検出器の間を、形状を柔軟に変化させることができる微小径金属線導波路で直接接続したセンサの開発を行う。このセンサでは、導波路の一部が検出部として働く。THz波は導波路に沿って伝搬するため、測定物のある位置へTHz波を導くことができる。このため、将来的にはTHz波胃カメラやTHz波スコープといった計測装置へと展開することが期待できる。
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