研究代表者 |
津田 正史 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | ウイルス性疾患は世界中で大きな社会問題になっている。代表者は海藻類や微細藻の抽出物が、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス(HSV)、Epstein-Barrウイルス (EBV)、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)に対して、抗ウイルス活性を示すことを見出してきた。本研究では、ある種の褐藻抽出物に含まれる抗インフルエンザ物質について各種分離法を駆使して分離し、核磁気共鳴と質量分析を用いてその化学構造を明らかにすることで、インフルエンザ薬のリード分子あるいは予防用素材を開発することを目的とする。
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