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Bi2Te3系を代替するホイスラー合金系ペルチェ素子材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

西野 洋一  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2009
概要熱電冷却に利用されているBi2Te3系ペルチェ素子材料は、希少金属のBiやTeのほかに毒性の強い元素Seの添加が不可欠である。Bi2Te3系に替わる環境調和型熱電材料としてFe2VAl系ホイスラー合金に注目した。この合金はフェルミ準位付近に鋭い擬ギャップを形成することが特徴であり、熱電発電モジュールを試作してその効果を確認した。本研究では、擬ギャップ構造を改造してゼーベック係数の増大を図り、さらに元素置換の方法により熱伝導率の大幅な低減を達成して性能向上を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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