元素置換材料を用いた超伝導体/誘電体複合型新規検出器の開発
研究代表者 |
井上 真澄 名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 生体内の多種同位体の同時検出は医療・農業等の生体を扱う分野で非常に有効である。その検出効率および検出限界の向上に向け、簡易冷凍機での数Kで使用でき、現在使われている半導体検出器に比べ高感度で高エネルギー分解能を有する超伝導体/誘電体複合型放射線検出器を開発を目指す。本研究では、超伝導体と誘電体の特性変化を利用するこの検出器の基礎研究として、元素置換により特性を制御した誘電体薄膜および超伝導/誘電体積層共振器構造の作製技術を確立する。
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