タバコ病(慢性閉塞性肺疾患)に対する治療器具の力学解析
研究代表者 |
佐藤 寿彦 京都大学, 医学部付属病院呼吸器外科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、長期間の喫煙習慣が原因であり「肺の生活習慣病」とも呼ばれ、2020年に死因の第3位になると予測されている。COPDの疾患肺は、弾性収縮力を失って過膨張に陥っているが、われわれは弾性収縮力を付与し過膨張を防ぐ合成高分子ネットをもちいた治療方法を提案している。本課題では、実用化に際して不可欠となる該治療具の最適な物性や形状設定を可能とするシミュレーションの開発に取り組む。
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