研究代表者 |
五箇 繁善 首都大学東京, 理工学研究科電気電子工学専攻, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 現在、水晶発振器の安定度を大きく上まわる超小型原子発振器の実現化が切望されている。本研究では、携帯利用可能な原子発振器の実現化を最終目標とし、消費電力の低減を可能とする新たな方法を提案する。アルカリ元素および励起用レーザ波長の最適化を行い、共鳴に必要なマイクロ波周波数を低下させ、大幅な電力削減を可能とする。マイクロ波周波数低下は周辺回路設計の容易化とレーザ選択性の向上に繋がり、コスト削減にも非常に有効である。
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