がん組織特異的に作用する新規機能性間葉系幹細胞の創出
研究代表者 |
井上 敏昭 鳥取大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究では、シトシンデアミナーゼ(CD)遺伝子とチミジンキナーゼ(TK)遺伝子をヒト人工染色体(HAC: Human Artificial Chromosome)ベクター(以下、本ベクター)にてヒト間葉系幹細胞(hMSC)に導入する。このhMSCはがん組織の間質として生着し、CDにより5-fluorocytosineを5-fluorouracil(抗がん剤)へ変換し、gancicloviの投与によりhMSCは周囲のがん細胞を巻き添えにして死滅させる。
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