研究代表者 |
恩田 歩武 高知大学, 理学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | バイオマス由来の原料からの石油代替素材の創生は喫緊の課題である。本課題では、バイオマス資源由来のアクリル酸を製造するための新規固体触媒の開発を目指す。従来技術で、アクリル酸は石油を原料として製造されているが、石油由来の場合には炭化水素を酸化する過程に問題がある。一方で、バイオマス原料は酸素原子を含有しており、CO2など副生成物の抑制が容易であり、炭素収率よくアクリル酸などの含酸素有機化合物を得る原料として適している。固体触媒開発は水熱合成法を駆使して行う。
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