動脈硬化度の精密測定を目指した血管平滑筋機能評価装置の開発
研究代表者 |
松本 健郎 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 早期動脈硬化の診断には,血流を数分間遮断した後の上腕動脈の拡張度合いを測定するFMD検査が用いられる。しかし血管拡張は血管内皮の血管拡張因子分泌能と平滑筋の弛緩能の両方に依存する。そこで本研究では平滑筋機能を独立して計測する手法の確立を目指す。即ち、血管外圧を階段状に変化させた後に生じる平滑筋の能動収縮・弛緩による径変化を計測することにより、平滑筋の収縮・弛緩能を推定する新たな手法の研究開発を行う。
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