慢性肝障害バイオマーカーとしてのサイトグロビンの有用性の検討
研究代表者 |
河田 則文 大阪市立大学, 医学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本研究ではAST/ALTに替わる簡易で高感度な慢性肝障害スクリーニング血清バイオマーカーの開発を目指す。サイトグロビン(cytoglobin、 Cygb)は代表研究者らが発見した星細胞のみに発現するグロビン蛋白である(J Biol Chem 276、 25318、 2001)。サイトグロビンに対するモノクローン抗体を作製し、ELISA法によりキット化し、動物モデルあるいはヒト臨床検体を用いて、肝炎や肝線維化との相関性、感度や特異度を検討する。最終的には大量臨床サンプルを用いてCygbの慢性肝疾患スクリーニングバイオマーカーとしての臨床応用を模索する。
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