高温塑性加工による高配向層状コバルト酸化物熱電変換材料多結晶体の開発
研究代表者 |
福富 洋志 横浜国立大学, 工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 600°C~800°Cの温度域の熱電変換材料として、単結晶層状コバルト酸化物が実用水準の性能を示すことが知られている。多結晶体の性能を如何に単結晶に近づけるかは大きな技術的課題であり、このため、本研究では電気伝導面(001)面が高く板面に配向した材料を高温塑性加工により実現することを目的としている。具体的には、融点近傍の高温での加工により、結晶すべり変形による結晶回転を促進してこれを実現する技術を確立しようとするものである。
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