炭酸ガス排出抑制を特徴とするマイクロ波溶鉱炉の開発
研究代表者 |
佐藤 元泰 核融合科学研究所, 連携研究推進センター, センター長・教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 在来の高炉の基本構造を踏襲しながら、(イ)エネルギー供給を、炭素の燃焼とその高温ガスではなくマイクロ波電力に置き換えることにより、(ロ)炭酸ガス排出量を半減し、(ハ)高純度銑鉄を連続的に生産できる効率の高いマイクロ波高炉を実証する。原料に強度を要求せず劣質原料を利用でき、また、操業の停止と開始が容易である。原子力や自然エネルギーによる電力を使用して、CO2排出を1/2にできる。現在の製鉄業が抱える問題を抜本的に解決し、基幹産業中の基幹産業である製鉄を脱炭素社会へ適合させる。
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