研究代表者 |
鈴木 道隆 兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 現在、コンクリート用細骨材として砂が用いられているが、川砂の枯渇、海砂の採取規制などから砂の輸入まで行われている。一方で高炉から出るスラグ粒子は廃棄物としての処理に困っているが、これは水と反応して固結してしまうため、貯蔵ができず、砂の代わりにコンクリート用細骨材として使用できない。そこで、高炉水砕スラグ粒子固結防止剤を開発する。これにより、廃棄物のリサイクル有効利用が可能となるばかりでなく、貴重な川砂の使用量を大幅に減らすことができ、環境保全の観点からも有益である。
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