天然物クルクミン類縁化合物を用いた心不全治療の開発
研究代表者 |
森本 達也 国立病院機構, 京都医療センター臨床研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 代表研究者らは天然物ウコンの主成分であるクルクミンがp300の特異的アセチル化阻害作用を持ち、心不全ラットモデルにおいて、心不全の進行を抑制することを見出した。しかしながら、クルクミンは腸管からの吸収効率が極めて悪いため、より強力で心臓特異的に作用する薬物を開発する必要がある。そこで、本研究の目的は、天然物クルクミン類縁化合物を用いた心筋細胞核をターゲットとしたより良い心不全治療の開発を目指すことである。
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