薬物肺送達システムの担体となる新規エアゾール型リポソームの開発と応用
研究代表者 |
丁野 純男 北海道薬科大学, 薬学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 呼吸器感染症など肺疾患の発症には、肺粘液層(ELF)や肺胞マクロファージ(AM)が関与している。研究者らは、肺疾患治療薬をELF及びAMに送達可能なエアゾール型リポソーム(AL)を開発してきた。ALのELF及びAMへの標的性を更に向上できれば、様々な肺疾患に対して高い治療効果が得られる薬物肺送達システムが構築できる。本研究では、製剤学的工夫により表面修飾したALを新規開発し、臨床応用を目指す。
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