抗インフルエンザ活性のある低副作用のスイッチング核酸の開発
研究代表者 |
片平 正人 横浜市立大学, 国際総合科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | インフルエンザウィルスのmRNAを切断する核酸酵素を、サブユニットAとBに分割する。グアニン残基に富む核酸(スイッチング核酸)の両端にAとBを連結する。低カリウムイオン下では、スイッチング核酸が伸びてAとBは離ればなれで、切断はオフとなる。高カリウムイオン下では、スイッチング核酸がコンパクトとなりAとBが近接し、切断がオンとなる。こうして抗インフルエンザウィルス活性のあるスイッチング核酸を開発する。
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