口腔扁平上皮癌における新規インテグリン阻害剤の開発
研究代表者 |
荒本 孝良 愛媛大学, 医学部附属病院, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 口腔扁平上皮癌において細胞外接着因子のレセプターであるインテグリンファミリーが多く発現し、転移浸潤に大きく関わっていることが知られている。そのうちbeta4 integrinは口腔扁平上皮癌細胞株に多く発現しており、細胞運動性に大きく関与していることが我々の研究で判明した。 本試験ではbeta4 integrin及びヘミデスモゾーム関連タンパク質に対するsiRNA、microRNAを同定し、新規のインテグリン阻害治療薬として確立することを目指す。
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