バイオマーカーを志向したアデノシンデアミナーゼ2の測定法開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | アデノシンデアミナーゼ(ADA)は二つのアイソザイムADA1とADA2からなる酵素であり、特にADA2活性はHIV感染症、結核、各種肝疾患等の患者血中で上昇することが知られている。しかしADA1と異なり、ADA2の性質はごく最近まで分子・遺伝子レベルで不明であった。申請者のグループは世界に先駆けてADA2精製に成功し、2つの抗ADA2ペプチド抗体を作成した。この抗体を用いて、ADA2の定量法を開発し、バイオマーカーとしての実用化を目指す。
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