研究代表者 |
酒匂 一成 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 古くから、河川堤防の崩壊時に内部から気泡が発生したとの目撃情報があり、近年、間隙空気の挙動を解明することの重要性に関する議論が増えつつある。本申請課題では、間隙水圧および間隙空気圧が同時に計測できるテンシオメータを試作し、一次元カラム試験、室内土槽試験および実斜面において間隙空気圧の計測を実施する。土中の間隙空気圧の変化傾向、間隙水圧との相関関係、斜面崩壊との関係(室内土槽試験)などについて考察を行い、地盤内の水分状態の測定精度向上に生かす。
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