微量血液中の末端リン酸化DNAを指標にした癌検診システムの開発
研究代表者 |
松田 康伸 新潟大学, 医学部保健学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 癌に高頻度に生じる遺伝子異常は、癌診断に有用である。癌患者の血液に混在した癌細胞のDNA末端がリン酸化されている(”末端リン酸化DNA”)ことを初めて見いだし、非リン酸化アダプターによるligation-mediated PCR (LM-PCR)を用いて、血液中に存在する癌細胞DNAを高精度で検出できる方法を確立した。本課題ではこの手法をさらに改良し、これまで困難であった微量血液中の癌DNAを安価・高精度に診断できるシステムの開発を目指すものである。
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