IL-27の分泌制御可能な樹状細胞の作成とその応用
研究代表者 |
谷口 武利 高知大学, 総合研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | IL-27は感染初期にnaiveT細胞に作用してTh1への誘導に重要な役割を果している。IL-27は、EBI3 とp28からなるが、特にp28遺伝子が転写レベルで制御されており、感染に伴いAP-1の作用でIL-27p28が誘導されることを明らかにした。最近、IL-17が、関節リュウマチなど炎症性の疾患に関わっており、IL-27がこのIL-17の分泌を抑制し、炎症を制御することが示唆された。そこで、関節リュウマチの実験系(CIA)にIL-27の産生を制御できる樹状細胞を用いてその治療効果を明らかにする。
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