光学ガラスからの希少元素の選択的分離回収技術の開発
研究代表者 |
菅原 勝康 秋田大学, 工学資源学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | カメラのレンズに使用される光学ガラスは、その主成分がランタンなどの希少元素から成り、数十種の元素の全てが海外からの輸入に依存している。特にレンズは、希少元素の混合原料を用いて溶解・成形・研磨の過程を経て製造されるが、製品はそのうちの約20~30%で、残りは廃棄されている。そこで、塩素化ならびに還元揮発に適宜溶剤抽出を組み合わせ、廃ガラス中に含まれる多種の希少元素を分離・回収するプロセスを確立する。
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