研究代表者 |
東 健 神戸大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | H.heilmanniiは、ヒト胃粘膜においてH.pylori感染と同様に慢性胃炎をきたし、ヒト慢性胃炎患者の0.2-6 %から検出される。しかしながら、現在のところ、H. heilmanniiの培養、ならびにその診断方法は確立されておらず、その感染診断は、組織切片中の大型のらせん状形態を示す細菌の存在をもとに行われていることから、H. heilmanniiはH.pyloriに比較し正確な感染率の調査や疫学的検討は十分には行われていないのが現状である。そこで本研究では、H. heilmannii感染症検査法を確立することを目的とした。
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