油中分散法を利用したプロテインナノ粒子作製法の開発
研究代表者 |
西片 奈保子 宮崎県産業支援財団, 結集型研究推進室, 研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 蛋白質等の水溶性高分子水溶液と油との乳化物を脱水し、水溶成分を油中分散させるSolid-in-Oilサスペンション法(S/O化法)を利用して、プロテインナノ粒子の作製法を確立し、ナノ粒子のバイオマテリアル素材やDDSキャリアとしての有用性を評価する。すでに様々な蛋白質等のS/O化や、抗がん剤などとの複合体のS/O化技術を開発している。封入物質の平均粒子径は40~50nm程度まで微細化でき、この封入物質を、形態を維持したまま抽出する。
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