インテグリン遺伝子発現定量を用いた口腔癌体外診断法の開発
研究代表者 |
永田 昌毅 新潟大学, 医歯学総合研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 癌の生存率を向上するテーラーメイド医療には悪性度判定技術が必須である。口腔癌は臓器別では世界で20万人の発症と概算されるが、組織分類では扁平上皮癌に属し、食道癌や子宮頸部癌などと合わせると、その年間世界発症人口は100万人を超える。いわば扁平上皮癌は癌病変の最大級のグループをなし、その精密診断実用化による治療効果とその市場規模は潜在的に極めて大きい。本課題は口腔歯肉癌についてインテグリン発現量の定量による精密診断技術の実用化と製品化を意図し、基礎的データを作成する。
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