研究代表者 |
桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 高齢認知症者の排泄の問題は、身体的機能の衰えに関係する問題(身体的問題)と排泄に必要な動作、手順を理解できない問題(認知的問題)に分類できる。本研究では特に認知的問題に焦点を当て、患者の自立排泄を可能とするシステム構築を目標とする。システムは患者のプライバシーを考慮した人物計測を行う「人物計測部」、患者の状態を推定する「状態推定部」、状態に応じた動作指示をする「動作指示部」から構成される。特に「動作指示部」では、患者の視線や注意をトイレットペーパなどの対象物に適切に誘導するインタフェースを開発する。
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