GABAシステムによる軟骨肉腫の新規迅速診断法の開発
研究代表者 |
神原 清人 大阪医科大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 軟骨肉腫の中で特に悪性度の高いものでは、外科的治療を行ったとしても局所再発や肺などへの遠隔転移を起こし、死亡例も少なくない。しかしHE染色などの従来法では良性の軟骨系腫瘍と軟骨肉腫との鑑別だけでなく軟骨肉腫の悪性度の判定にも難渋する。細胞の増殖や成熟などの神経系以外の機能をもつことがわかってきたGABAシステムによる軟骨肉腫の新規診断法の開発ができれば早期に軟骨肉腫の悪性度を診断し、早期に治療を開始でき、予後が改善する。
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