有機溶媒耐性P450融合型酵素による有用生理活性物質合成への可能性試験
研究代表者 |
今岡 進 関西学院大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 本課題は、有機合成に利用可能な有機溶媒耐性酵素を作出して、これまで化学的には困難であった有用生理活性物質の合成に利用することを目的とする。通常の有機合成反応において、炭素鎖の末端やベンゼン環に直接水酸基を導入することや立体選択的水酸基の導入は容易ではないが、チトクロームP450は、このような反応を行う酵素である。そこで、好熱菌由来のP450を単離してその三次構造安定性を利用して有機溶媒中で働く融合型酵素を作出し、有用生理活性物質合成利用への可能性試験を実施するものである。
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