重度難聴者のための新型補聴器の開発:両耳装用方式による音像定位能の付加
研究代表者 |
中川 誠司 産業技術総合研究所, 人間福祉医工学研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 骨伝導で周波数 20 kHz 以上の高周波音(骨導超音波)であれば、重度感音性難聴者にも知覚される場合がある。代表研究者らは骨導超音波の両耳知覚特性は通常の音(気導音)とはやや異なる特性を持つものの、ある程度の音像定位が可能であることを示した。本研究課題では、基礎的検討の成果を発展させ、両耳装用方式の骨導超音波補聴器の開発を行う。
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