アジュバントを用いた世界初の魚類寄生虫ワクチンの開発
研究代表者 |
北村 真一 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | ヒラメは、アジアで重要な養殖対象魚種となっている。しかし、寄生虫病の一つであるスクーチカ症が本養殖に甚大な被害をもたらしている。我々はこれまでに、本症に対して、不活化ワクチンが有効であることを明らかにした。本ワクチンの商品化のためには、ワクチン効果をさらに上げることが必要である。そこで、本課題では、アジュバントを用いて本ワクチンの有効率の改善を試みるとともに、安価なワクチンを製造するための基礎研究として新規虫体培養法の確立を目的とする。
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