環境浄化と物質生産に資する新しい有機ハロゲン化合物変換酵素の開発
研究代表者 |
栗原 達夫 京都大学, 化学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 有機ハロゲン化合物は化学工業における最終製品や合成原料として重要であり、その酵素的変換法の開発はグリーンケミストリーの実現に寄与するものである。一方、有機ハロゲン化合物には環境汚染の原因物質として問題視されるものもあり、その分解菌や代謝酵素は環境保全の観点から重要である。本研究では、難分解性の有機フッ素化合物や不飽和脂肪族有機ハロゲン化合物に作用する微生物酵素の探索・特性解明・構造解析を行い、環境浄化や物質生産への応用に向けた基盤を構築する。
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