研究代表者 |
岸本 通雅 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 抗体は複雑な構造を持ち、大量生産にはコストがかかる。そこで基質と結合する部分のみを取り出した一本鎖抗体の利用が検討されてきたが、立体傷害が生じ、検出がうまくいかないケースが多かった。そこで一本鎖抗体とペプチドタグを結合し、基盤に配置することで立体傷害を克服し、検出感度を高く維持することが考えられる。このタグ付き一本鎖抗体の遺伝子配列を酵母Pichia pastorisに組み込み大量生産し、プラスチック基盤と結合させる方法を構築し、癌診断等が簡便におこなえる技術開発をおこなう。
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