新規手法を用いた生体ガス・皮膚滲出液成分分析による非侵襲的診断法の開発
研究代表者 |
齋藤 啓太 就実大学, 薬学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 高齢化社会の到来に伴い、高齢者の加齢臭、歯周病などによる口臭は、疾病だけでなくストレスや生活習慣などに起因する臭いとしても注目されている。また、生体ガスや皮膚滲出液中の生体成分が、様々な疾病の診断マーカーとして注目されている。本研究は、従来の診断検査では処理が面倒な血液や尿を試料として行われていたことに着目し、生体ガスや皮膚滲出液中の成分を簡便かつ迅速に採取、固相マイクロ抽出 (SPME) 法により分析する方法を考案開発し、新しい健康診断や疾患診断に繋がる非侵襲的診断法の確立を目的としている。
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