生体内低酸素環境で選択的に機能する蛍光性pHプローブの開発
研究代表者 |
中田 栄司 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 癌組織には、癌細胞の無秩序な増殖と未熟な腫瘍血管の不規則な新生が原因で、正常組織には存在しない低酸素・低pH・低グルコースなどに特徴づけられる癌の基本環境が形成されている。このような癌基本環境は、癌細胞であれば由来に関係なく存在しているため、これに応答する検出プローブの開発は、普遍的な癌の診断用プローブとして有用である。そこで、このような癌の基本環境である低酸素環境に応答し、同時に周辺のpH環境を検出できる蛍光プローブの開発をおこなっている。
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