運動のインスリン感受性亢進効果を媒介する分子の同定とその活性化薬の探索
研究代表者 |
藤井 宣晴 首都大学東京, 人間健康科学研究科ヘルスプロモーションサイエンス系, 教授
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 2型糖尿病は、インスリンに対する感受性が低下することにより発症する。血糖を降下させるホルモンはインスリンのみのため、人類は糖尿病に対して極めて脆弱である。最近になって、運動時の「筋収縮」がインスリンの細胞内情報伝達経路を介さずに、強力な血糖降下作用を発揮することが明らかになった。この第二の血糖降下機序を形成する細胞内分子を同定することで、治療のための標的蛋白を定める。
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