臨床検査としての高感度ガレクチン−9測定法開発と種々疾患における意義
研究代表者 |
有川 智博 香川大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2009
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概要 | 申請者らはマウスを用いたリウマチ関節炎モデルや多発性硬化症などの自己免疫疾患モデルにおけるガレクチン9の炎症抑制効果を報告し、さらにヒト乳癌組織での当因子の発現が転移予測に有用であることを見出している。将来的にヒト疾患での解析の必要性が高まることを見据え、容易に採取可能な血液検体中での定量系の開発は必須であると考える。系構築後は種々疾患別にガレクチン9を指標とした病態解析や予後診断のデータベース化を最終的な目標とする。
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